【専攻科のススメ】高専から大学院に進学する流れ

進路・進学

高専から大学院に進学する流れ【最短ルートは?専攻科経由?】

「研究職に就きたいから大学院まで行きたい」「でも、わざわざ大学編入するのは面倒…」「高専から直接大学院に行けるって本当?」

高専生が「修士号(マスター)」を目指す場合、実は3つのルートが存在します。中には、大学学部を通らずに「飛び級」で大学院に入る方法も。時間とお金を節約しつつ、最終学歴を最高のものにするための戦略的ロードマップを解説します。

1. 複雑すぎる「3つの進学ルート」

どれを選べばいいか分からない

「高専卒(準学士)」のままでは大学院に入れません。一般的には「学士(大卒資格)」が必要ですが、その取り方が複数あり、それぞれコストと難易度が異なります。

選択を間違えると…
  • 金銭的損害:国立大学編入と専攻科では、2年間で学費に約60〜100万円の差が出ます。
  • 学歴のねじれ:「飛び級」入学の場合、修士号は取れても「学士(大卒)」の資格は持っていないという特殊な状態になります(就職ではほぼ問題ありませんが、公務員等で注意が必要)。

2. あなたはどれ?3つのルート徹底比較

最もメジャーなのは①ですが、成績優秀者には③の選択肢もあります。

ルート流れ特徴
① 専攻科ルート
(王道・コスパ最強)
本科卒業

高専専攻科(2年)

大学院
【おすすめ】
学費が最も安い。研究を一貫して続けられるため、院試(大学院入試)でのアピール材料が豊富。
② 編入ルート
(環境を変える)
本科卒業

大学3年次編入(2年)

大学院
【一般的】
一度大学生活を経験できる。ただし、編入試験と院試の2回受験が必要で負担が大きい。
③ 直接進学ルート
(飛び級)
本科卒業

大学院(資格審査あり)
【レア】
大学の学部(3・4年)を飛ばして、いきなり大学院へ。極めて優秀な成績や研究成果が必要。

3. なぜ「専攻科 → 大学院」が最強なのか

近年、東大や京大、東工大(東京科学大)の大学院には、多くの「高専専攻科出身者」が在籍しています。

① ライバルが少ない

大学入試や編入試験に比べて、大学院入試(院試)は倍率が低めです。特に専攻科生は、4年間(本科4・5年+専攻科2年)の研究実績があるため、面接等で圧倒的に有利です。

② 学費が圧倒的に安い

大学に編入すると入学金や授業料が高いですが、専攻科なら高専の授業料(年間約23万円)のまま2年間過ごせます。浮いたお金を大学院の学費に回せるため、親御さんへの説得材料になります。

4. 大学院を目指すためのスケジュール

専攻科に進んだ場合、いつから動き出すべきでしょうか。

  • 専攻科1年 夏:英語(TOEIC/TOEFL)のスコアメイク開始。院試は英語の比重が高いです。
  • 専攻科1年 冬:志望する大学院の研究室訪問(オープンラボ)。教授に顔を売っておくことが極めて重要です。
  • 専攻科2年 夏(6〜8月):大学院入試 本番。

研究室訪問のアポ取りや、過去問の入手方法がわからない場合は、当サイトの検索機能も活用してください。

▼ 大学院進学実績のある高専を探す
どの高専・学科から、どこの大学院へ進学しているか、過去の実績データを検索できます。
>進学実績・大学検索データベースへ
「専攻科から行ける大学院はどこ?」「自分の成績で狙える?」

高専バリューのLINEでは、専攻科進学のメリットや、大学院進学を見据えたキャリアプランを診断します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

official line

進路・キャリア・イベントなどの
最新情報をお届けいたします。