【学校別】編入実績の強さを分析!大学進学に強い高専とその秘訣
「同じ高専でも、進学率はダブルスコア」
高専機構のデータによると、全国の高専の進学率(専攻科含む)は平均40%程度ですが、一部の「進学特化型高専」では60〜70%を超えます。なぜ特定の高専だけが、東大・京大・東工大への合格者を量産できるのか?そのカラクリと、代表的な強豪校を紹介します。
1. ここが「編入界のビッグ3」だ
編入試験の実績において、長年トップクラスを走り続ける高専があります。
「高専界の灘高校」
関西最難関。入学時の偏差値が高く、さらにカリキュラムが大学編入(特に東大・京大・阪大)を意識したものになっています。クラスの過半数が進学を目指すため、勉強する空気が出来上がっています。
「名古屋大学への特急券」
世界のトヨタのお膝元で就職も最強ですが、実は進学も最強。地元の旧帝大である名古屋大学への編入者数が非常に多く、東大・東工大への合格者もコンスタントに出しています。
「東北大学との太いパイプ」
東北大学への編入実績が圧倒的です。キャンパスが広く学生数も多いため、情報交換が活発。地元のトップ大へ進むルートが確立されています。
2. なぜ「進学に強い高専」が存在するのか?
編入試験は「情報戦」です。進学者が多い高専には、部室や寮に数十年分の「過去問」と「面接体験記(何を聞かれたか)」が蓄積されています。この秘伝のタレがあるだけで、勝率は跳ね上がります。
就職メインの高専では、5年生の4月に内定をもらった学生が遊び始め、進学組の邪魔をすることがあります。
しかし進学系高専では、「夏休みまでは全員で勉強する」という空気が当たり前。図書館が受験生で埋まる環境が、モチベーションを維持させます。
3. 意外な狙い目?「分野特化型」の強豪
総合的な進学率だけでなく、特定の分野に強い高専もあります。
| 高専名 | 特徴 |
|---|---|
| 群馬高専 | 理系科目だけでなく英語教育にも力を入れており、千葉大や筑波大への進学者が多い。 |
| 鈴鹿高専 | 材料・化学系が強く、難関大の化学系学科への合格率が高い。 |
| 徳山高専 | 山口県の雄。中国地方の国立大(広島・岡山)への進学ルートが堅い。 |
4. 「ウチの高専、就職ばっかり…」という人へ
自分の高専が進学に強くなくても、諦める必要は全くありません。
今は「高専バリュー」やSNS、オンラインコミュニティで、他高専の優秀な学生と繋がれる時代です。
むしろ、「周りが遊んでいる中で、一人で黙々と勉強して旧帝大に受かる」という下克上ストーリーは、面接でのアピールポイント(主体性)になります。
高専バリューでは、全国の高専生が共有する「編入試験体験記」や、不足している過去問データの共有サポートを行っています。

