高専生の就職面接でよくある質問【回答例と面接官の意図】
「推薦だから軽い雑談で終わるでしょ?」は大間違いです。
高専の面接官には「現場の技術者」が出てくることが多く、専門的なツッコミや、高専生特有のキャリア観を問う鋭い質問が飛び交います。準備なしで挑むと即死する「高専生独自の鉄板質問」と、その模範回答を完全網羅しました。
1. 高専面接の「3大特徴」を知る
相手を知ることから始めましょう。高専生の面接は大学生のそれとは空気が違います。
- 面接官にエンジニアがいる:人事担当者だけでなく、技術部長や工場長が同席する場合もあり、技術的な嘘はすぐバレます。
- 「なぜ?」を深掘りされる:「実験で失敗しました」→「なぜ失敗した?どう工夫した?結果どうなった?」と、プロセス重視で聞かれます。
- コミュ力を見られている:大きなプロジェクトになると、チームワークも重要です。「高専生は無口で気難しいのでは?」という偏見を払拭できるかどうかが合否の分かれ目です。
2. 【最重要】技術・研究に関する質問
ここが一番の勝負所です。専門用語を使いすぎず、わかりやすく伝える能力が問われます。
【意図】専門外の人に技術を説明する能力(プレゼン力)があるか。
【回答のコツ】「何を目的とし」「どんな手法で」「どんな結果が出たか(出る予定か)」を3点で簡潔に。
【意図】トラブルシューティング能力と忍耐力の確認。
【回答のコツ】「チームメンバーと意見が割れたが、話し合って解決した」「数値が合わず、条件を一つずつ変えて特定した」など、具体的な行動を話す。その際に自分自身の役割もしっかりと伝えられるようにしましょう。
3. 【高専特有】キャリア選択に関する質問
なぜ「進学」ではなく「就職」なのか。ここも論理的に理由も添えて説明できるようにしましょう。
【回答例】「座学で理論を学ぶよりも、早く現場に出て実際のモノづくりに携わりたいと考えたからです。特に御社の〇〇という製品開発に、自分の手を動かすスキルを活かしたいです。」
【回答のコツ】正直でOKですが、おすすめは「まずは技術を極めたいですが、将来的にはチームを率いて大きなプロジェクトを動かしたいです」という両取りの回答です。
4. 意外と困る「変化球」と「逆質問」
【回答例】こちらも正直でいいですが、特に希望がなければ「まずは配属された部署で全力を尽くし、製品知識を深めます。その上で、チャンスがあれば希望部署へ挑戦したいです。」
※「辞めます」や「嫌です」はNG。適性を見るための質問です。
「特にありません」は意欲なしとみなされます。以下の質問を用意しておきましょう。
- 「御社で活躍されている高専OBの方は、どのようなキャリアを歩まれていますか?」
- 「配属までに勉強しておくべきことや、取得推奨の資格はありますか?」
- 「一日の具体的な業務スケジュールを教えていただけますか?」
高専バリューでは、高専生専門のアドバイザーによるES添削や、過去の面接データの閲覧が可能です。

