高専卒業後に公務員になるには?

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高専卒業後に公務員になるには?【土木・建築・電気は穴場!】

「民間企業の激務についていけるか不安…」「地元で安定して働きたい」
「でも公務員試験って、法律とか経済とか勉強しないとダメなんでしょ?」

いいえ、それは誤解です。高専生が受けるべきは「行政職」ではなく「技術職」。実は、高専の授業内容がそのまま試験に出るため、大学生よりも有利に合格できるケースが多いのです。知られざる「技術職公務員」の世界と、最短攻略法を紹介します。

1. 公務員試験の「複雑さ」という壁

試験区分が多すぎて分からない

公務員試験は「国家」と「地方」に分かれ、さらに「大卒程度」「短大卒程度」「高卒程度」と難易度が分かれています。高専生はどの区分で受けるべきなのでしょうか?

よくある失敗パターン
  • 見栄を張って対策不十分なまま「大卒程度(一般枠)」を受けて全滅する。
  • 逆に「高卒程度」を受けてしまい、給与体系が高卒扱いになって生涯年収で損をする。
  • 「行政職」を受けてしまい、法学部出身者との暗記勝負に負ける。

2. 高専生が狙うべき「技術職」のメリット

高専生は迷わず「地方公務員(上級・中級)の技術職」または「国家公務員一般職(技術)」を狙ってください。

メリット理由
① 倍率が低い行政職の倍率が10倍を超えることもザラな中、土木・建築・電気・機械などの技術職は2〜3倍、自治体によっては1倍台(定員割れ)のこともあります。
② 試験科目が得意分野「専門試験」の配点が高く、中身は高専の授業(材料力学、電気回路、土木施工など)そのものです。普段の勉強がそのまま対策になります。
③ 「大卒程度」で採用多くの自治体で、高専卒(20歳)でも「大卒程度試験(22歳)」の受験を認めています。合格すれば大卒と同じ給与テーブルで働けます。

3. 学科別:どんな仕事がある?

土木・建築系(最強の就職先)

県庁や市役所の「都市計画課」「道路課」などで、インフラ整備の設計・監督を行います。募集人数が最も多く、引く手あまたです。

電気・電子・機械系

公営の水道局、交通局(地下鉄など)、ごみ処理施設などの設備の維持管理や発注業務を行います。募集人数は少なめですが、ライバルも少ないため狙い目です。

化学・生物系

保健所や環境センターでの水質検査、公害対策など。「化学職」として募集されますが、枠は非常に狭い狭き門です。

4. 合格に向けた対策スケジュール

公務員試験は日程が早いのが特徴です。

  • 4年生 夏〜冬:「教養試験」の対策開始。特に高専生が苦手な「数的処理(パズルみたいな数学)」と「社会科学」を重点的に。
  • 4年生 春休み:志望する自治体の過去問を入手。専門試験の復習。
  • 5年生 5〜6月:国家公務員試験、東京都庁などの試験開始(早い!)
  • 5年生 6〜9月:地方自治体(市役所など)の試験ピーク。

最近は筆記試験を廃止して「面接重視」「SPI試験」に切り替える自治体も増えています。志望先の試験形態を早めにチェックしましょう。

「自分の学科から受けられる公務員試験は?」「過去問はある?」

高専バリューでは、技術職公務員の求人情報や、過去の先輩の合格体験談(面接で何を聞かれたか等)を検索できます。

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