【求人倍率20倍の裏側】高専卒は本当に就職に強い?企業の声

就職・キャリア

高専卒は本当に就職に強いのか?企業の声【求人倍率20倍の裏側】

「求人倍率20倍とか30倍って、本当なの?」
「大卒より給料が安いから採用されているだけじゃない?」

そんな疑いを持つ学生へ。確かに高専卒は「最強」と言われますが、企業が欲しがっているのは単なる労働力ではありません。大手メーカーの人事が口を揃えて語る「高専生を欲しがる本当の理由」と、逆に「ここが足りない」と指摘される弱点を暴露します。

1. 数字で見る「異常な」求人状況

学生1人に20社が群がる

通常の大学生の求人倍率が1.5〜2倍程度であるのに対し、高専生の求人倍率は10倍〜30倍(学科や地域による)に達します。

これは「学生1人に対して20社以上の企業が『ぜひうちに来てほしい』とオファーを出している」状態です。特に機械・電気・情報系においては、企業間の争奪戦になっています。

しかし、油断は禁物
「どこでも入れる」ということは、「自分に合わないブラック企業にも入りやすい」ということです。選択肢が多すぎるがゆえのミスマッチが問題になっています。

2. 企業が語る「高専生を採用したい理由」

なぜここまで人気なのか?人事担当者のリアルな声を紹介します。

評価ポイント企業の本音
若さと技術力「大卒より2歳若く、院卒より4歳若い。なのに実験機器の扱いや図面の読み方は大卒以上に即戦力。コスパではなく、ポテンシャルが最強。」(大手電機メーカー)
耐性と根性「5年間の厳しいカリキュラムと定期試験、大量のレポートを乗り越えてきた実績がある。簡単に辞めない粘り強さを感じる。」(インフラ企業)
素直さと吸収力「変に頭でっかちになっていない。現場の職人さんとも、設計者ともうまくやれるコミュニケーション能力がある。」(自動車部品メーカー)

3. 逆に「ここが惜しい」と言われる弱点

一方で、高専卒が大卒・院卒に比べて劣ると評価される点もあります。

① 英語力と教養

「技術書は読めるが、英語でのプレゼンや交渉となると弱い。また、一般教養や経済・法律の知識が抜け落ちていることがある。」

② マネジメント志向の薄さ

「『一生現場で機械を触っていたい』という職人気質の学生が多い。将来的に課長・部長として組織を率いるイメージが湧きにくい場合がある。」

ここを逆手に取り、「英語ができる高専生」「マネジメントも学びたい高専生」になれば、企業内での評価はカンストします。

4. 「最強の切符」を無駄にしないために

高専生の就職が強いのは事実です。しかし、それを活かせるかはあなた次第です。

  • 学校推薦を戦略的に使う:「教授に言われたから」で決めるのではなく、福利厚生や将来性を自分で調べてから推薦枠を使うこと。
  • 初任給の差を気にするな:入社時は大卒より低くても、実力主義の企業なら数年で逆転可能です。むしろ「生涯賃金」で比較しましょう。
  • プラスαの武器を持つ:TOEIC 600点や基本情報技術者などの資格があれば、「弱点のない高専生」として無双できます。
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